確率の計算(入試問題)
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== 確率の計算(入試問題) ==

** サイコロの確率 **
【出た目の和】
【例題1.1】
 3つのサイコロを同時にふるとき,目の和の合計が16以上となる確率は  である.
(2011年度東北学院大工学部)
 一般にx+y=10, x, y≧1のような整数問題は,重複組合せの考え方で解ける
  (x−1)+(y−1)=8, x−1, y−1≧0
 xyの名前を重複を許して8回呼ぶ方法(1回も呼ばれない場合もよいとする)は
  ⇒2H8=9C8=9通り
が,x, yがサイコロの目である場合は,x, y≦6という制限があるので,そのままではサイコロの目の和の問題の解答にならない.
x|y123456789
12345678910
234567891011
3456789101112
45678910111213
567891011121314
6789101112131415
78910111213141516
891011121314151617
9101112131415161718
 左表の背景色が赤になっている部分は,実際には取れない値になっている.
 3つのサイコロの目の和の場合もこれと同様に,単に整数問題としてx+y+z=10, x, y, z≧1を解いても,サイコロの目としては
x, y, z≦6という制限を満たさない組が含まれる.
(解答)
 2次元は表にできる.2次元の組合せで3次元も示せる.
x|y123456
1234567
2345678
3456789
45678910
567891011
6789101112
z
1
2
3
4
5
6

 x+y+z=16, 1≦x,y,z≦6となる値の組は,右の表から
x+y=10, z=6⇒3×1=3通り
x+y=11, z=5⇒2×1=2通り
x+y=12, z=6⇒1×1=1通り
小計6通り
 同様にしてx+y+z=17, 1≦x,y,z≦6となる値の組は,右の表から
x+y=11, z=6⇒2×1=2通り
x+y=12, z=5⇒1×1=1通り
小計3通り
 同様にしてx+y+z=18, 1≦x,y,z≦6となる値の組は,右の表から
x+y=12, z=6⇒1×1=1通り
小計1通り
 以上により,合計10通り
 確率は

【出た目の和】
【例題1.2】
 2つのサイコロを同時にふるとき,出た目の和が7になる確率が最も高い.このことを参考にして,次の問いに答えよ.
(1) 3つのサイコロを同時にふるとき,出た目の和が幾らになる確率が最も高いか.また,その確率を求めよ.
(2) 4つのサイコロを同時にふるとき,出た目の和が幾らになる確率が最も高いか.また,その確率を求めよ.
(3) 5つのサイコロを同時にふるとき,出た目の和が幾らになる確率が最も高いか.また,その確率を求めよ.
(参考問題)
(解答)
 2つのサイコロの目の和は表にできる.
x|y123456
1234567
2345678
3456789
45678910
567891011
6789101112
この表は次の形に書いてもよい.
x,y 2個の和123456789101112
場合の数12345654321
z654321
場合の数111111
(1)
 例えば,さいころ3つの目の和が8になる場合の数は,xyとzを上の図のように組み合わせるとよいから,1+2+3+4+5+6=21通りある.
 3つの目の和が9になるのは,同様にして,xy2個の和が3,4,5,6,7,8のものにz=6,5,4,3,2,1のものを組み合わせるとよいから,2+3+4+5+6+5=25通りある.
3個の和3456789101112131415161718
場合の数13610152125272725211510631
 この表から,サイコロ3個の目の和が10または11になる確率が最も高く,になる.
(2)
 同様にして,サイコロ4個の目の和については次の表ができる
4個の和101112131415161718
場合の数8010412514014614012510480
 この表から,サイコロ4個の目の和が14になる確率が最も高く,になる.
(3)
 同様にして,サイコロ5個の目の和については次の表ができる
5個の和13141516171819202122
場合の数420540651735780780735651540420
 この表から,サイコロ5個の目の和が17または18になる確率が最も高く,になる.

【出た目の和】
【類題1.1】
 1個のサイコロを5回ふるとき,目の和が30になる確率をa,目の和が29になる確率をb,目の和が28になる確率をcとする.65·(c−b−a)の値を求めよ.
(2005年度自治医大)
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【出た目の最大値・最小値】
【例題1.3】
 3つのサイコロを同時に振るとき,出る目の数の最大値が4になる確率を求めよ.
(2000年度東京水産大)
 出る目は4以下でなければならないが,実際に4という目が出ている必要がある.
 このためには,
(4以下の目が出る確率)−(3以下の目が出る確率)
を求めるとよい
(解答)
 3つのサイコロを同時に振るとき,目の出方は全部で通り
 そのうちで,4以下の目が出る出方は通り
 さらに,3以下の目が出る出方は通り
 従って,出る目の最大値が4となる出方は通り
 確率は

【出た目の最大値・最小値】
【類題1.2】
 3つのサイコロを同時にふるとき,出る目の最大値と最小値を考える.
(ⅰ) 最大値が3かつ最小値が2となる確率を求めよ.
(ⅱ) 最大値と最小値の差が2以上となる確率を求めよ.
(2011年度広島市立大情報科)
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【出た目の最大値・最小値】
【類題1.3】
 1から6までの目が同じ割合で出る4個のさいころを同時に投げるとき,次の確率を求めなさい.
(1) 出る目がすべて異なる確率
(2) 出る目の最小値が2,かつ最大値が3である確率
(3) 出る目の最大値と最小値の積が20以上である確率
(2016年度山口大)
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【類題1.4】
 さいころを3回投げる.このとき,偶数の目がちょうど2回出るという事象をA,4以上の目が少なくとも1回は出るという事象をB,4以上の目が少なくとも2回は出るという事象をCとすると,事象A∩Bの起こる確率P(A∩B),事象A∩Cの起こる確率P(A∩C)は,それぞれP(A∩B)=P(A∩C)=である.
(2011年度山梨大医学部)
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** 赤玉白玉の確率 **
【教科書レベル】
【例題2.1】
 赤玉3個,白玉4個,青玉2個が入っている袋から一度に2個の玉を取り出すとき,2個とも青玉である確率は  である.また,2個とも同じ色である確率は
  である.
(2000年度武蔵大経済学部)
(解答)
 合計9個の玉が入っている袋から一度に2個の玉を取り出す方法は,全部で通りあり,これらは同様に確からしい.
 青玉2個を取り出す方法は,
 確率は
 上の問題の他に同様に同じ色になる組合せを考える.
ア) 2個とも青:上記の通り
イ) 2個とも赤:
ウ) 2個とも青:
これらの和(排反事象だから加法定理で求める)は


【類題2.1】
 袋の中に赤球1個,黄球2個,緑球3個,青球4個のあわせて10球が入っている.この中から一度に4個の球を取り出すとき,次の確率を求めよ.
(1) 4個の球の色がすべて同じである確率P
(2) 4個の球の色がすべて異なる確率Q
(3) 4個の球の色が2種類である確率R
(4) 4個の球の色が3種類である確率S
(2000年度甲南大理学部)
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【類題2.2】
 箱の中に白玉7個,赤玉3個が入っている.
(1) 箱の中から2個の玉を同時に取り出すとき,少なくとも1つ赤玉が含まれる確率を求めよ.
(2) 箱の中からr個の玉を同時に取り出すとき,すべて白玉である確率をrの式で表せ.ただし,2≦r≦10とする.
(3) 少なくとも1つ赤玉が含まれる確率を以上とするには,箱の中から少なくとも何個の玉を同時に取り出す必要があるか求めよ.
(2011年度北海学園大工学部)
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【類題2.3】
 1から9までの数字を書いた9個の玉があり,これらの9個の玉が袋に入っているとき,次の問いに答えよ.
(a) 袋から玉を2個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が7である確率は [ア]    [イ]   である.
(b) 袋から玉を3個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が7以下である確率は
[ウ]    [エオ]    である.
(c) 袋から玉を3個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が5以上7以下である確率は [カキ]    [クケ]    である.
(d) 1≦k≦9であるような自然数kに対して,袋から玉をk個同時に取り出すとき,取り出された玉に書かれている数の最大値が7である確率をpkとする.pkが最大となるのは,k=[コ]のときである.
(2014年度東京理科大)
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** カードの確率 **
【最大値・最小値】
【例題3.1】
 1から12までの数を1つずつ記した12枚のカードがある.この中から無作為に4枚のカードを取り出すとき,この4枚のカードに記した数の最小値が7である確率を既約分数で表すと  となる.
(2000年度早稲田大教育学部)
(解答)
 (最小値が7)=(7以上)−(8以上)と考えると
 7以上は7,8,9,10,11,12の6枚,8以上は8,9,10,11,12の5枚だから
 確率は
(別解)
8以上の5枚から3枚選び(),これに7のカードを合わせて合計4枚を並べる方法は
通り
確率は

【類題3.1】
 Nを3以上の自然数とする.
 1からNまでの数字が1つずつ書かれたN枚のカードを袋に入れ,「無作為に1枚カードを取り出し,そのカードを袋に戻さずに次のカードを取り出す」という作業を3枚のカードを取り出すまで繰り返す.取り出された3枚のカードに書かれた数の最大値をXとする.
 また,1からNまでの数字が書かれたN枚のカードを袋に入れ,「無作為に1枚カードを取り出しはそれに書かれた数を記録し,袋に戻す」という作業を3回行い,記録された数の最大値をYとする.
 nをN以下の自然数とする.X=nとなる確率をpnとし,Y=nとなる確率をqnとする.
(1) 略
(2) pnqnを求めよ.
(2016年度琉球大理系)
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【等差中項】
【類題3.2】(**むずかしい**)
 n枚のカードがあり,1枚目のカードに1,2枚目のカードに2,・・・,n枚目のカードにnが書かれている.これらのn枚のカードから無作為に1枚を取り出してもとに戻すことを3回行う.取り出されたカードに書かれている数を取り出した順にx, y, zとする.
(1) x>yとなる確率pを求めよ.
(2) 2x=y+zとなる確率qを求めよ.
(2000年度一橋大)
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【隣り合う・隣り合わない並べ方】
【類題3.3】
 1, 2, ・・・, nと書かれたカードがそれぞれ1枚ずつ合計n枚ある.この中からカードを何枚か抜きとるとき,次の問いに答えよ.
(1) 同時に2枚のカードを抜きとるとき,それらのカードの数字が連続している確率P1を求めよ.
(2) 同時に3枚のカードを抜きとるとき,それらのカードの3つの数字が連続している確率P2を求めよ.
(3) 同時に3枚のカードを抜きとるとき,それらのカードの3つの数字のうち2つだけが連続している確率P3を求めよ.
(4) 同時に3枚のカードを抜きとるとき,それらのカードの3つの数字のうちどの2つも連続していない確率P4を求めよ.
(2005年度名古屋市立大)
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(別解)
「並べ方が指定されている順列=並べ替えてはいけない順列=同じものがあるときの順列=組合せ」と考える
(2) 「3つの数字が連続している」とは
図のように,3つ繋がった団子1組と残りn−3個の同じ〇,合計n−2個の並べ方の総数は
通り
 確率は
(3) 「3つの数字のうち2つだけが連続している」とは
図のように,n−3個の同じ〇を並べておいて(並べ方は1通り),その両端を含むすき間n−2箇所から2か所選んで「2連の団子」と「1つの団子」を並べると,「3つの数字のうち2つだけが連続している」ことに対応する
 数字の選び方がn−2通り
並べ方が通り
 確率は
(4) 「3つの数字のうちどの2つも連続していない」ようにするには⇒「隣り合わない並べ方」
 図の桃色で示した3つの数字が互いに隣り合わないように並べるには,どの様にすればよいかを考える.
 白で示した残りn−3個の同じ〇を並べておいて(並べ方は1通り),その両端を含むすき間n−2箇所から3か所選らんで桃色の〇を入れると,桃色の〇は隣り合わない(⇔一般に,あるものを隣り合わないように並べるには,相手方の「すき間に並べる」=同じすき間に入れてはいけない)
 この並べ方は通り
 確率は




** ジャンケンの確率 **
 じゃんけんの確率を求める問題は,
「どの手で勝つか」→「誰が勝つか」
の2段階で考えるのが基本です.
• 「どの手で勝つか」を考えるときは,「手の組合せ」だけを考え「手の並べ方」は考えない.
• 「誰が勝つか」を考えるときは「同じものがあるときの順列」によって具体的なものの並びと対応させるのをお勧めします.
「組合せ」で考える方法もありますが,組合せは抽象的なので,複雑になったときに自信が持てないかもしれません.
 同じものがa個,b個,c個,・・・合計n個あるときの順列の総数は

これが基本公式です.
【例題4.1】
(1) 4人で一回じゃんけんをして2人が勝ち,2人が負ける確率は  である.
(2) 4人で一回じゃんけんをして勝負がつかない確率は  である.
(3) 5人で一回じゃんけんをして3人が勝ち,2人が負ける確率は  である.
(4) 5人で一回じゃんけんをして勝負がつかない確率は  である.
(2000年度中央大理工学部)
(解答)
 以下において,じゃんけんの手をグ(ぐー),チ(ちょき),パ(ぱー)で表す.人は,A,B,C,D,...などで区別する.
(1)
• じゃんけんの手の出し方は,Aが3通り,Bが3通り,・・・全部で通り(これらはどれも同様に確からしい)
• 題意に合うのは,(グ, グ, チ, チ)のように2種類の手を2人ずつが出す場合で
 手の決め方は通り
• 各々の手について,その手を出す人の決め方は,例えば
ABCD
のように,同じもの(ググ,チチ)があるときの順列の総数を数えたらよい
  (グ,グ,チ,チ),(グ,チ,グ,チ),(グ,チ,チ,グ)
  (チ,グ,グ,チ),(チ,グ,チ,グ),(チ,チ,グ,グ)
• 勝つ人の決め方は,通り・・・(*1)
• 結局,手の決め方と人の決め方の積は,通り
• 確率は・・・(答)
(*1)の別解:多くの教科書では「同じものがあるときの順列」を「組合せ」で教える.その教え方に沿った考え方は,次のようになる.
ABCD
 例えば,右の表のように手の組合せ(グ, グ, チ, チ)を出す人の決め方を,グを出す人をABCD4人から2人選ぶ方法と考えると通りになる.(残り2人は自動的にチに決まる.)
 このページの答案では(1)の答案のように「同じものがあるときの順列」がお勧め
** 確率の答案の検算 **
 確率の問題では,抽象的な言葉で述べられる場合分けと計算が対応しているかどうか「自信が持てない」ことがよくあります.少しでも自信を持つためには,上に述べた(グ, グ, チ, チ)のような①「具体物を考える」のが1つの方法です.
 また,時間があれば②「余事象で検算する」と手堅く解けます.
(2)
• じゃんけんの手の出し方は,通りで,これらはどれも同様に確からしい
 4人で一回じゃんけんをして勝負がつかないのは,次の2つの場合がある.
ア) (グ,グ,グ,グ)のように4人とも同じ手を出す場合(1種類の手だけが出る場合)
• 手の決め方は通り
• その手の各々について,人の決め方は,1通り
• 結局,勝つ人と勝ち手の決め方は,通り
• 確率は
イ) (グ,グ,チ,パ)のように3種類の手が出る場合
• (グ,グ)のように2人同じ手の決め方は通り
 その各々について,(チ)のように負ける手の決め方は,通り
• 2人同じ手の人の決め方は,通り
• 結局,題意に合う手と人の決め方は,通り
• 確率は
ア)イ)の和を求めると
• 確率は・・・(答)
(2)の別解
(グ,グ,グ,チ), (グ,グ,チ,チ)のように2種類の手だけが出たら,勝者と敗者が決まる.(グ,グ,グ,グ)のように1種類の手だけが出る場合と,(グ,グ,チ,パ)のように3種類の手が出る場合は,勝者敗者は決まらない.
 そこで,2種類の手が出る場合から,余事象の定理を用いて計算する.
ア) (グ,グ,グ,チ)のように3人の手が同じで,1人の手が別になるのは
• 手の決め方が通り
• その各々について手を出す人の決め方が,通り
• 確率は
イ) (グ,グ,チ,チ)のように2人ずつ手が同じになるのは
• 並べ方を考えず,手だけを考えると,その決め方は通り
• その各々について手を出す人の決め方が,通り
• 確率は
• 余事象の確率を求めると

(3)
 (グ,グ,グ,チ,チ)のように2種類の手だけが出て,3人の手が2人の手に勝つ場合は,題意に適する.
 3人の手と2人の手の2種類の手だけが出ても,(チ,チ,チ,グ,グ)のように3人の手が負ける場合は,題意に適さない.
• 3人の手の決め方は3通り,その各々について2人の手の決め方は1通り.
• 勝つ人の決め方は,通り
• 確率は,
(4)
 勝敗がつかないのは,次の各場合
ア) (グ,グ,グ,グ,グ゙)のように1種類の手が出る(全員同じ手になる)場合
 手の出し方は3通り,その各々について出す人の決め方は1通り
イ) (グ,グ,グ,チ,パ)のように3人-1人-1人で3種類の手が出る場合
 手の出し方は通り,その各々について出す人の決め方は通り
ウ) (グ,グ,チ,チ,パ)のように2人-2人-1人で3種類の手が出る場合
 手の出し方は通り,その各々について出す人の決め方は通り
• 確率は,
(別解:余事象の確率から求める場合)
5人で一回じゃんけんをして勝負がつく(少なくとも1人が勝つまたは少なくとも1人が負ける)のは次の場合
ア) (グ,グ,グ,グ,チ)のように4人が同じ手を出し,1人が別の(勝つまたは負ける)手を出す
 手の決め方は通り
 それぞれの手について,手を出す人の決め方は,通り
 確率は,
イ) (グ,グ,グ,チ,チ)のように3人が同じ手を出し,2人が別の(勝つまたは負ける)手を出す
 (3)の結果から,3人が勝ち2人が負ける確率は,だから,3人が負け2人が勝つ確率も
 したがって,
アイ)より勝負がつく確率は
 余事象の定理により,勝負がつかない確率は,

【類題4.1】
 5人でじゃんけんをする.
(1) 1回だけじゃんけんをしたとき,ちょうど2人が勝つ確率を求めよ.
(2) 1回だけじゃんけんをしたとき,あいこになる確率を求めよ.
(3) 2回続けてあいこになり,3回目で1人だけが勝つ確率を求めよ.
(2000年度立教大社会学部)
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【類題4.2】
 nを2以上の自然数とする.n人でじゃんけんをする.各人はグー,チョキ,パーをそれぞれの確率で出すものとする.勝者が1人に決まるまでじゃんけんを繰り返す.ただし,負けた人はその後のじゃんけんには参加しない.
(1) 1回目のじゃんけんで,勝者がただ1人に決まる確率を求めよ.
(2) 1回目のじゃんけんで,あいこになる確率を求めよ.
(3) n=5のとき,ちょうど2回のじゃんけんで,勝者がただ1人に決まる確率を求めよ.
(2016年度信州大理系)
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【類題4.3】
 3人がじゃんけんを1回だけするとき,あいこ(誰も勝たない)になる確率はである.また,4人がじゃんけんを1回だけするとき,あいこになる確率はである.さらに,n人(n≧3)がじゃんけんを1回するとき,あいことなる確率はである.ただし,皆じゃんけんの全ての手を同じ確率で出すものとする.
(2016年度明治学院大)
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【類題4.4】
 4人でじゃんけんをして,ただ1人の勝者が決まるまで繰り返し行うとき,次の各問に答えよ.ただし,負けた人は次の回以降のじゃんけんに加わらないとする.
(1) 1回目で3人が勝ち,1人だけが負ける確率を求めよ.
(2) 2回目でただ1人の勝者が決まる確率を求めよ.ただし,1回目でただ1人の勝者が決まる場合は含まない.
(2014年度茨城大教育学部)
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